2017ヤマソービニオン・スパークリング・平沢畑
醸造元:塩尻サンサンワイナリー ヤマ・ソービニオン100% (蒲谷)
1 NVパイパー・エドシック エッセンシエル・エクストラ・ブリット
ACシャンパーニュ ピノ・ノワール主体、ムニエ、シャルドネ (小林)
2 2015ルイ・ジャド シャブリ・グラン・クリュ・ブランショ
ACシャブリ特級 シャルドネ100% PP91点 (小林)
全部で7のクリマがシャブリ・グラン・クリュとして認められており、ブランショはその一つ。大陸性気候と泥灰土と石灰岩土壌がうまく組み合わさり、シャブリの特徴的な性格を形成している。畑はスラン川右岸に連なるグラン・クリュ群の南東端に位置。ブランショの名前は白っぽい土壌に由来している。畑は南向きの斜面に位置しているため日当たりが良く、ブドウがよく熟す。なめらかで豊かなシャブリ・グラン・クリュ。
ACサン・ロマン シャルドネ100% (前澤)
現オーナーのフレデリック・コサールは1987年から10年間ブルゴーニュワインのクルティエとして働き、1996年ドメーヌシャソルネイを立ち上げる。2005年、新たにワイン醸造所を建設し、その翌年にネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートし現在に至る。
コンブ・バザンの中でもフレッドの畑は上方に位置する。2009年の地質調査でコンブ・バザンはモンラッシェと同じ地層にあることがわかった。
シャルドネ エレン・レーン・エステート ロシアン・リヴァー・ヴァレー
ソノマ ロシアン・リヴァー・ヴァレー シャルドネ100% PP 95点 (岩田)
1978 年ロバート・モンダヴィで最初に醸造に携わったポール・ホブスは、翌79 年オーパス・ワンの醸造チームに配属されオーパス・ワンのファーストヴィンテージを仕込み、81 年には醸造チームリーダーとなり4 年間を過ごす。その後ソノマのシミ・ワイナリーの副社長兼醸造責任者を経て、醸造コンサルタントとして独立。1991 年に念願の彼自身のワインを造り始めまる。彼の造るワインは世界中の称賛を浴び、天才醸造家として今世紀を代表する醸造家と称されている。シャブリのグラン・クリュを彷彿とさせる、しっかりとした酸と、豊富なミネラルを備えた味わいが魅力。
5 2016カテナ・サパータ
アドリアンナ・ヴィンヤード・ホワイト・ストーンズ・シャルドネ
アルゼンチン メンドーサ シャルドネ100% (須田)
カテナは、ニコラ・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、1902年にメンドーサでマルベックのブドウ畑を造った事から始まる。カテナ家所有の畑の中で、1、450m以上と最も標高の高いアドリアンナ畑のうち、「ホワイト ボーンズ」と呼ばれる列に限ってブドウを収穫。高標高ゆえの冷涼な気候と、砂質と石灰岩質の土壌から来るミネラル感が特長。
若いうちにも楽しめるが、何十年もの長熟で違った表情を見せる白ワイン。アルゼンチン初のパーカー5ツ星を獲得。
6 2014ドメーヌ・ルイ・ジャド
ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・フォラティエール
ACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100% PP91点 (伊藤)
レ・フォラティエールの畑は村のほぼ中央に位置し、最もピュリニーの特徴を備えたワインと言われている。土壌は石灰岩質で小石が多く、水はけが良く温まりやすい畑だ。様々なフルーツ、アーモンドを思わせる複雑で深みのあるアロマ、ミネラリーで奥深い味わいのリッチなワイン。
7 2012ドメーヌ・ジャフラン
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ショーム
ACヴォーヌ・ロマネ1級 ピノ・ノワール100% (前澤)
ニュイ・サン・ジョルジュ村に1925年から続くヴィニュロンの家系で、1990年に3代目アルベール・ジャフランが継承。彼の妻ベアトリスが、ヴォーヌ・ロマネ村の実家「ドメーヌ・ノブレ」から相続したジュヴレ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネ、ヴォーヌ・ロマネ一級が1992年に加わり、今日の業容となる。このドメーヌは、伝統的に参加している「サロン」(フランス各都市で開催される試飲販売会)での販売で毎ヴィンテージ完売してしまうことから、輸出はなかったが、2012年からドメーヌに参画し、近年中の世代交代が予定されている甥のレミー・ジャフランの意志もあり、ついに海外にも目を向け始め、彼が志す「それだけで飲んで美味しいワイン」が日本にも登場。
8 2016シャレーン ピノ・ノワール・トンドレ・H・ブロック (佐藤)
カリフォルニア/サンタ・ルチア・ハイラインズ/トンドレ ピノ・ノワール100%
カリフォルニア、サンタ・バーバラにあるワイナリー。オーナーは、ハリウッド女優のシャレーン・ケイツ。彼女の父は、かのタンタラ・ワイナリーの創設者であるビル・ケイツ。彼はタンタラを退いた後、コンサルティング・ワインメーカーとしてこのワイナリ-に携わっている。中心となるワインは、シングル・ヴィンヤードのピノ・ノワールとシャルドネ。100%フレンチ・オーク熟成。40%の新樽を使用し約16ヶ月熟成。深みがあり、複雑で濃厚。果実味のボリューム感と酸のレベルが素晴らしい存在感。口中に含んだ瞬間からグリセリン(旨味)が口中を覆いつくし、それはフィニッシュまで同レベルで続く。フィニッシュが長く続く。深みと華やかさが共存する極上ピノ・ノワール。(ラターシュ・クローン)
9 1998クロ・フルテ (緒方)
ACサンテミリオン第1特別級Bクラス
メルロー80%、カベルネ・フラン15% カベルネ・ソーヴィニヨン5%、 PP90
89年以降の品質向上が目覚ましいシャトー。この98年はクロ・フルテの傑作と言われる程の良い出来映え。濃いルビー/紫色をした1998年は、背景にほのかな樽香、甘草の香りのある、純粋なブラックベリーとチェリーのアロマを感じさせる。ミディアムボディで、格別に純粋で、酸が弱く、タンニンが絹の様な、セクシーなワイン。
10 2007レ・マッキオーレ パレオ・ロッソ
トスカーナI.G.T ボルゲリ カベルネ・フラン100% PP95点 (蒲谷)
1995年にイタリア最大のワインの見本市「ヴィニタリー」でサッシカイアやオルネッライアより高い評価を勝ち取り、衝撃的なデビューを飾った。これがレ・マッキオーレの華麗なる歴史の幕開けとなる。カベルネ・フラン100%で造られるスーパータスカン。チョコレート、濃密なカシス、エスプレッソと様々なアロマが感じられる。濃密でシルキーな舌触り、口に広がる果実味が豊か。
11 2009モンテスS.A. カイケン・マイ
アルゼンチン メンドーサ マルベック100% (前田)
カイケンはモンテス社がチリの隣国アルゼンチンに所有するワイナリー。モンテス社の起源であるチリと、アンデス山脈を越えた隣国アルゼンチンでの新しい挑戦の象徴として、アンデス山脈の渡り鳥、ガンの現地名「カイケン」と名付けられた。カイケン・マイは、カイケンが2007年から造り始めたアルゼンチン最高峰のプレミアムワイン。「MAI=マイ」とは、現地の言葉で「FIRST、1番」という意味。名の通りアルゼンチンワイン史において最初のプレミアムワインであり、カイケンが手掛けるトップキュヴェ。稀少な樹齢125年のマルベック100%。 古樹ブドウを長期熟成することで華開く、 エレガンスと複雑味に満ちた赤ワイン。