2017年5月16日火曜日

4.26 マルマス コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2015ドメーヌ・アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ ブーズロン    (小林)
  ACブーズロン アリゴテ100

 2009ディグビー・ファイン・イングリッシュ レゼルヴ ブリュット
 シャルドネ65%、ピノ・ノワール18%、ピノ・ムニエ17%   (小林)
世界最高峰のスパークリングワインを目指す英国初のネゴシアンによる極上の泡。ファースト・ヴィンテージは2009年。4年の熟成を経て2013年にリリースされたレゼルヴ ブは、世界的に権威あるスパークリングワインのコンクールで見事3冠を獲得。
中庸なバランスの親しみやすいシャンパーニュでした。

2 2014ドメーヌ・シャルロパン シャブリ プルミエ・クリュ フルショーム
ACシャブリ1級  シャルドネ100%  (岩田)
アンリ・ジャイエの教えを継ぐ、ブルゴーニュ最高峰のドメーヌのひとつ。シャブリ地区のグラン・クリュ地帯よりも北側に位置する最北端の畑の1つ。 樹齢約80年ほどの古樹のブドウを使って造られており、古樹由来の凝縮した味わいを堪能することができるのも特徴です。
非常にバランスの良いワインでもあり、序盤はchablisとは思えない構成のワインでしたが、最終的にはその素性を感じることができました。

3 2015ドメーヌ・ポール・ペルノ ピュリニー・モンラッシェ
ACピュリニー・モンラッシェ  シャルドネ100%  (春日)
ドメーヌ・ポール・ペルノは1850年の創業以来、常にピュリニー・モンラッシェのトップドメーヌであり続ける造り手のひとつです。現在では創業者の孫とその息子たちの手によって運営されております。村名ワインの枠を大きく越えた素晴らしいバランスとポテンシャルを持った傑作です。所有面積6ha
この作り手は、バランスが良く優しい雰囲気を演出すのが上手いと感じました。
ヴィンテージによる果実の甘さが優先されましたが、繊細でエレガントな造りは、北信シャルドネにも通じるものがありました。


4 2015ドメーヌ・フィリップ・シャヴィ 
ムルソー・プルミエ・クリュ・レ・シャルム
ACムルソー1級   シャルドネ100%   (前澤)
ピュリニィ・モンラッシェ村の中心部にドメーヌを構え、シャルムの畑は、傾斜が緩く土壌も深くなるため、ワインはより豊満なスタイルとなります。淡い銀色を帯びた金色。魅惑的でクリーミーなアロマ。芳醇だが決して重みを感じさせない香り。繊細でエレガント。
インポーターの弁にあるように、エレガントなタイプのムルソーですが、ヴィンテージ由来のボディもしっかり感じることができました。

5 2014レミ・スガン ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100% (前澤)
基本的にはレミ・スガンの畑のブドウを使用するが、ネゴシアンとして栽培農家からもブドウを購入するというドメーヌとネゴシアンの中間的存在となるフレデリック第3プロジェクト。華やかなアロマに凝縮した力強い果実味、エレガントで長い余韻を併せ持つ複雑で魅惑的なワイン。
優しい印象で、若いヴィンテージでも十分に柔らかさを感じることができました。


6 2012フィリップ・パカレ エシェゾー・グラン・クリュ
ACエシェゾー 特級 ピノ・ノワール100%   PP90-92点 (佐藤)
2012年は開花の時期の冷涼な気候と雨の為に、収穫量がぐぐっと減ってしまった年です。6月頃まで雨がちな天候が続きましたが、7月には太陽が戻り、暑くて乾燥した8月と9月の天候で、3050%という大幅な収量減以外は、良好なヴィンテージとなりました。
エシェゾーらしいストラクチャーを感じることができる素晴らしいワインでした。

7 2014シャトー・ド・ペズ
ACサン・テステフ クリュ・ブルジョワ メルロ 48%、カベルネ・ソーヴィニヨン 45%、カベルネ・フラン 4%、プティ・ヴェルド3%、 PP90-92点 (緒方)               
15世紀に設立されたサン・テステフ最古のシャトーとして、また、秀逸なクリュ・ブルジョワとして、高い評価を得ているシャトー。1995年にシャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレールが買い取り、丁寧なワインメイキングを実践してからは、より柔らかさとフィネスが加わり、遂にはデキャンタ誌で五つ星を獲得するまでになりました!

イタリア産兎のパテ

8 2006シャトー・ポンテ・カネ
ACポイヤック メドック5級 カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー33%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド2%  PP94点 (蒲谷)               
シャトー・ムートン・ロートシルトの向かいの畑という素晴らしい立地にあり、1994年以降見違えるように進化したメドック5級シャトー。栽培面では、シャトー・ムートン・ロスチャイルドに隣接する卓越したテロワールをワインに反映させるべく、2004年からはビオディナミを実践。左岸のシャトーで初めてビオディナミの認定を受けています。
近年、格段に実力も価格も上昇しているワインです。2006ヴィンテージはやや控えめですが、Bourgogne好きにも納得していただけるエレガンスさも兼ね備えています。

9 2000シャトー・ランシュ・バージュ
ACポイヤック メドック5級 カベルネ・ソーヴィ二ヨン73%、メルロー15%、
カベルネフラン10%、プティ・ヴェルド2% PP97   
  (須田)              
ムートンとラフィットに挟まれた、抜群のロケーションを誇る「スーパーセカンド」。現オーナーのカーズ・ファミリーは1939年にシャトーの経営を引き継いで以降、4代に渡りシャトーを管理。代々のカーズ家の功績により、ランシュ・バージュの品質は着実に向上し、現在の高い評価を勝ち得ていきました。造られるワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いことにより、タンニンが豊富でまろやかさの中にも厚みがあり、力強い味わい。
スーパーセカンドと呼ぶに相応しい端正なボルドーです。このヴィンテージはフランが10パーセントとなっており、柔らかな印象も感じました。


フランス産仔羊は柔らかく、味も深かったです